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知識を詰め込み過ぎるから英語が使えない

英語学習法
2023.06.28

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

詳しいプロフィール

机にかじりついてガリガリ知識を詰め込む勉強をしているからこそ、日本人は、いつまでたっても英語が話せないのだという事実をご存じですか?

英語が使えるようになる秘訣

「子どもが教育を選ぶ時代」という本の著者であり

ご自身もアメリカの大学院での学びをされている

文筆家・編集者の野本響子さん。

彼女のマレーシアでの暮らしや、

教育に関する発信が好きでnoteを定期購読しています。

その中で気づいたのは、

私の指導法は、

インターナショナルスクールでなされている指導と似ているということ。

大人数でのプロジェクト学習はできていないけど、

タスクベースの学びだし、

コミュニカティブアプローチだし、

何より知識を教え込まない。

そんなやり方で身につくの!?

と思われるかもしれませんが

・英検や入試は、直前対策だけでスルスル合格できたり

・世界標準の言語評価テストで、初級レベルから、わずか3か月で中級レベルの点数がとれるようになったり

・読み書きより、聞き話すのが得意な生徒が育ったり

何より、

「英語が好きで楽しい。英語に自信がある」

という生徒さんがたくさん生まれるのが、

この「教えこまない」学習法の特徴だと思っています。

ところが、

英語に悩む大人の方に適用するには、

難しさがあると

最近気づかされました。

やるべきことの指示はしているのに

それはやらず、

「何をやったらいいのかわからない」

という反応をされたり

自分で教材を探してきて

それをはじめてしまう方が一定数出てきたのです。

実際に毎日、耳と口を動かしてもらわなければ、

水に入らずに泳ぎを習得してもらうようなもので、

身に付きようがないんだけど、

どうしてやってもらえないんだろう・・・?

と悩んでいたのですが、

教育に関する本を書き、

お子さんをマレーシアで育てられた野本さんでさえ、

「インターは英語は教えてくれない」

と思っていたということを知り、

コレだ!

と気づかされたのです。

教えてもらう受け身ではなく、自らが関わるアクティブラーニング

私は、自身の経験から、

「知識はいくら詰め込んでも英語が使えるようにならない」という事実に気づき、

アクティブラーニングに転換した人間です。

でも、アクティブラーニングを体験したことがない大人に、

その良さを伝えるのが難しいのだと

今直面させられています。

子どもは、まだ受験英語を体験していないので、自分に鞭打って暗記するといった変な刷り込みがありません。なので、楽しいレッスンを提供すれば素直にやってくれます。

でも大人は、

素材が簡単だと

「そんなこともう知っている!」と
(知っていることと使えることは別なのに・・・)
その教材はやってくれない。

「こんな簡単なことだけじゃ英語、身につかないでしょ?」と疑問をもつようなのです。

一旦疑問をもったら終わり。

昔ながらの難しい長文に挑んだり、

単語や文法中心の学びに戻ってしまうという・・・。

結果、成果が現れないという悪循環に。

~~~~~~~~~~~~~~~

お子さんの不登校からマレーシアにわたり

様々な学びを研究している野本響子さんでさえ

「インターのプロジェクト型学習=英語は教えない」

そう感じていた、という記事を見て

驚くとともに合点がいきました。

野本さんでもそうなら、一般人がそう受け取っても仕方ないなあ、と。

でも、アクティブラーニングにした方が、

絶対に習得は早いし、楽しい。

これは体験して体感覚で味わってもらうしかない。

本当に使える英語が身につく学びとは何かを知りたい方に、是非

野本さんの記事を読んでもらいたいと思っています。

有料だけど・・・。

おススメ記事は文末に貼っておきます。

追伸:詰込み教育の弊害が怖い!

知識を教え込まれる教育に慣れている

アジア人(中国、韓国、日本人)は、

インターでは英語は「教えてくれない」からと、

わざわざ学習塾に入れたり家庭教師をつけて知識を教えてもらっているという話。

野本さんがどこかでされていて驚きました。

子ども時代に詰め込み過ぎると、

大人になってから学び続ける意欲がなくなるんじゃないかと心配な私です。

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学校で勉強してきたのになぜ話せないの?その原因を第二言語習得研究の知見から解説。20年の指導経験もまじえ、英語が話せるようになるため情報をお送りします。

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