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子育て期は英語の学び直しに最高の時期

私の思い
2020.05.19

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

詳しいプロフィール


子育て中は英語の学び直しに最高♪

英語に苦手意識をもっていらっしゃる方で、
お子さんが小学生以下なら、
あなたはとってもラッキーです!!


なぜなら、
英語への苦手意識を取り除くのに
子どもは最高のパートナーだからです。

大人世代が英語が苦手な理由


 大人世代が英語が苦手な理由は、はっきりしています。
「文字」から学んできたせいです。
「言葉」である英語を「勉強」の対象として目から学ぶと、
コミュニケーションとしての英語は非常に身につきづらいのです。


ことばは耳から学ぶのが鉄則。
学習順序は
「聞く」→「「話す」→「読む」→「「書く」
の順番です。



もし今、英語に対し苦手意識をお持ちの方がいらっしゃったら
「聞く→話す→読む→書く」の順番で学び直しをしてみてください。
短期間でラクに
英語が使える実感を持っていただけるようになると思います。

(英語の学習開始時期が
これまでは、中学校からだったというのもありますよね・・・。
思春期で自意識が高まる時期に、
歌ったり踊ったりなんて無理ですから。)

ですが、時代は変わり、
日本でも英語が小学校から学ぶことになりましたね。


ただ、これは、先進国の中ではダントツに遅い対応でした。
ヨーロッパ諸国に遅れること70年。
韓国より約25年、
そして、中国より約20年遅れてのスタートです。


児童英語に長年携わり、
小学校英語の現場経験もある立場からすると、
もっと年齢が低いうちから始めておいた方が無理がないと思っています。

子どもが耳から英語を学べるワケ

人間は言葉を耳から学んでいきます。
生まれてから2年ほどは、
じっと周りにある音に耳をすませ、
インプットに励みます。

充分に体の中に音がたまり、
自分なりに意味付けができると話し始めます。

乳幼児期は、その対象言語が
日本語から英語に置き換わっても
さほど抵抗がないことが多いです。

赤ちゃんと英語


保育園で英語を教えた経験もありますが、
ゼロ歳児さんは、英語絵本の読み聞かせをすると、
全身の意識を集中させじっと聞き入っていました。
赤ちゃんは、楽しいものなら(!)、日本語 / 英語の区別なく身に着けていってくれます。

2~5歳児さんはちょっと注意が必要な時期

日本語を話し始めの時期は英語の開始時期としては注意が必要です。
英語に抵抗感を示すお子さんもいらっしゃるからです。

子どもの立場になればわかりますが、
せっかく日本語というコミュニケーション手段を手に入れ、
言いたいことがいえるようになったところで、
なぜまた訳の分からない言葉を聞かされるのか、
と思うのだと思います。

一方、英語にハマるお子さんもいます。


個人差が大きい時期ですから、
好きなお子さんなら取り入れ、
拒否反応を見せたら、時期を待ちましょう。
学べるようになるチャンスは人生の中で何度もあります。
早期教育がすべてではありません。


小学校低学年が英語スタートには最適

小学校が6~7歳でスタートするというのは、
子どもの発達段階からして「学ぶ」のに適切な時期だからだと思います。


英語にも言えます。


好奇心旺盛で、楽しい事なら何でもくいつきます。
間違いを怖れません。
マネっこが得意です。
全身(耳、口、体)を使って学ぶことも得意です。
つまり、英語を習得(勉強や学習ではありません)するのに適した時期なのです。

母語がおかしくなる?


外国語を学ばせると日本語がおかしくなるのではないかと心配という意見もあります。が、
イマ―ジョン(英語漬け)などといった極端なことさえしなければ、
1日に1時間英語に触れたからと言って母語が揺らぐことはありません。



人間の脳は、生きていくのに必要なこと以外は排除するようできています。
インターナショナルスクールなどに入れ、
授業も英語、お友達とのコミュニケーションもすべて英語。
日常生活に必要な言葉で英語がメインとなり、
帰宅後も日本語を使うのはママとの会話だけ、
のような生活になると
日本にいても日本語がおかしくなる危険性は十分にあります。



一方、日常のコミュニケーション手段が日本語メインで、
授業や読書は日本語。

大切な人とのコミュニケーション手段も
日本語を使わねば成り立たない環境にあって、
外国語を学ぶのであれば、
外国語の学習が
母語である日本語にも良い影響があることがわかっています。


4技能を耳から学び直す方法

英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)を
バランス身に着けるのに役立つのが以下の4本の柱です。

① 歌
② 会話
③ 絵本
④ フォニックス

①歌で英語を学ぶとよいワケ

耳から英語を学び直そうと考えたとき、誰でもが思い浮かぶのが歌ですよね。
Youtube上にもたくさんの洋楽があがっています。

学び直しには、子ども向けの歌をチョイス!

大人向けの洋楽でもいいけど、
早かったり、意味が難しかったりしませんか?

やり直し英語の観点からは、
子ども向けの歌をお子さんと一緒に歌うことをおすすめします。

なぜなら子ども向けの歌は、
そもそも教育的観点から作られているものが多いので、
インプット素材としてとっても優秀だからです。

  • 生活に必要な知識が紹介されていたり、
  • 英語を話すときに必要なフレーズが歌になっていたり
  • 英語圏の文化(韻を踏む等)が紹介されていたりするからです。

耳から聞いて、リズムに合わせて歌うことで、

  • 英語らしい
    リズムや強弱、イントネーションなどが
    自然に身に付きます。
  • 一定の尺のなかで
    全部言ってしまう訓練になるので、
    日本人にありがちな
    余計な母音をくっつけたりすることが避けられます。
  • 単語と単語が繋がる
    -リンキングも学べます。

    上記のことが身につくことで、通じやすい英語に変わります。

  • 歌えるようになると、
    聞き取れるようになるので
    (自分が発する音は聞き取れるので)
    リスニング力も上がります。
  • 親子の触れ合いの時間になります。
  • 子どもさんに
    英語の基礎を身に着けさせることができます。


②会話もリズムにのせて学ぶのが吉


英語を学ぶのは、
本来的には
入試のためではなく、
コミュニケーションの手段のためですよね。


会話も、
リズムと音楽にのせて学ぶとラクで楽しいのです。

英語=暗記は
思い過ごしに過ぎません。

歌って、踊って会話表現を学ぶと、
英語らしさ=プロソディが身につきます。


体に染み込むまで歌って
フレーズの意味を
ジェスチャーとして踊って全身に覚えこませておくと、
とっさに言葉が飛び出します。

こんな学び方を「チャンク学習」と言います。

単語ではなく、
単語2〜数語の塊=チャンクで英語を学ぶのが

素早く英文処理をするために役立ちます。

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