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単語を書いて覚える、はもう古い!
科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!
英語の学習で避けては通れないのが「単語」ですね。
単語の暗記が苦手で
英語が嫌いになる人
・・・多いですよね。
伝統的な英単語学習法は効果的?
みなさんは、
どうやって覚えていますか?
- 辞書を引いて意味を調べてる?
- ノートや単語帳を作っている?
- 覚えるまで何回も書いて覚えている?
実は、上記の3つの学習法は、
・・・
・・・
・・・
実は、いずれもあまり効率的ではありません
「そんな~!先生から宿題だと言われたことなのに!」
そんな声もきこえてきそうです
これまでの英単語学習法が
効果的でない理由
効果がない理由はなぜだと思いますか?
結論から言うと理由は2つ。
1.「音」がないがしろにされていること
2.人の記憶の仕組みにそった暗記方法ではないから
なんです。
言葉は「音」から学べ
そもそも、言葉は、
人と人とがコミュニケーションするために生まれました。
話し言葉からスタートしたものです。
文字のない言語はあっても、音のない言語はありません。
だから言葉は、母語でも外国語でも、
まず音から学ばないと、
その言葉特有の「らしさ」を身につけることができません。
「英語らしさ」がないと、通じない”たんなる知識”になってしまいます。
「入試のための”知識”としての英語」が
日本では長らく幅を利かせてきましたが、
英語が世界共通言語となった今、
通じない英語からの脱却がはかられていますね。
それが今年度スタートの教育改革です。
(コロナのせいで、すっかり影がうすくなってしまいましたけど。)
「音」を重視するからといって、
もちろん、
「単語の綴りなんかどうでもよい」と言っているわけではありません。
ですが、
つづりと発音とを比べたら
「音」の方がやっぱり断然大事
英語学習で「音」が大事な5つの理由
「発音」が大事だと考える理由は、5つほどあります。
1.間違った音で単語を覚えると通じない
2.聞き取れない
3.時間がかかる割に非効率
4.スペルチェック機能があるので実社会では困らない
5.英語の筆記(ライティング)で問題となるのは、
単語単体ではなく、文章を生み出す力の方。
つまり、英語の総合力を上げた上で、
自分のライティングに必要な単語さえきちんとかけるようになっていれば問題ない。
laundry のつづりは難しい?
単語を学ぶ際に、発音が大事な理由を
もうちょっと深堀りします。
例えば、
コイン・ランドリーの「ランドリー」。
元の英単語は laundry (洗濯屋、洗濯物) です。
この単語に含まれる au 部分の発音は、アというよりもオに近いです。
日本語で「オ」と言いながら、
口をできるだけ大きく開けていってみてください。
のどの奥から「ア」と「オ」の中間みたいな音が出ましたか?
そう、その音です!
この au (=口を縦に大きくあけ喉の奥からだす「オ」)が含まれる単語は他にもあります。
August, daughter, because, sausageなど。
単語を教える時に、
au=「口を縦に大きく開け喉の奥からだすオ音」だと教え、
音と綴りも一緒に学ばせておけば、
- 通じる英語になります。
- 英語が聞き取れるようになります。
- 単語を覚える際には、l + au + n +d + ry と音の足し算をすれば難しくありません。
- 音を聞けば、スペリングも想像できるようになります。
まさに、一石二鳥どころか、三鳥、四鳥の効果があると思いませんか?
カタカナ英語って、役に立つ?
もう一つ例をあげましょう。
○○アワード受賞などというときの「アワード」英語では award と書きます。
この単語に含まれる war の音は、「ワー」ではなく、「ウォー」という音。
war (戦争)
warm (暖かい)
warn (警告する)
と、他の単語はちゃんと「ウォー音」なのに、
なぜだか award はアワードというカタカナが当てられてしまったのが残念!
カタカナで「アワード」と覚えたが最後
ネイティブの発音を聞いても???となってしまいませんか?
カタカナ英語が
かえって私たちの英語学習を混乱させてしまっていると思うのは
私だけでしょうか?
単語学習を進める際にはフォニックスも
ですから、これから英語を学習するみなさんは、
是非、フォニックスも学ぶことをおススメします。
単語は丸暗記しかないなどと言われますが
「つづり」と「音」の間には規則性があるのです
その規則性を学ぶことで、
単語学習がラクになる以外に
先にものべた一石三鳥、四鳥のメリットが得られます💖
既にある程度学んできた方も、
フォニックスの視点で単語を学び直してみると、
発音矯正と、リスニング力向上に役立ちます。
フォニックスを知らなかったという皆さんは口をそろえて、
「こんないい方法があるなんて、もっと早く知りたかった。」
「どうして学校では教えてくれないんでしょう?」
とおっしゃいますが、
気づいた時が学び時です。
お知らせ
単語が苦手という方に、単語の覚え方講座を開催しますね(^^)/
フォニックスの話だけでなく、
もっと実践的な学び方を
―学生さんでしたら次回の小テストや定期テストに、
―大人の方でしたらTOEICなど各種試験対策に
即役立つ学習法をお伝えします。
日程が決まったらお知らせします。
単語は書いて覚える、はもう古い!というタイトルなのに、
じゃあ、書かずにどうすれば覚えられるのかにまで
まだたどりつけず、ごめんなさい。
早くお知りになりたい方は、
「中学校英語支援講座」で具体的な方法お話をしますので
そちらへどうぞ。
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