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英語ができるようになるマインドと「仕組み」ー人生の舵を自分で切れる人になる

私の思い
2020.07.17

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

詳しいプロフィール

今の行動が未来を変える・・・
そう、頭ではわかっていても、
その通りに行動できないことってありますよね。

逆に、なぜ思う通りに行動できないのかの原因を知って、取り除いてやれば
継続できる!
ともいえます。

今回は、継続の仕組みを作る方法をご紹介します。

1.時間管理マトリクス
2.Can-do 評価
3.リピートーク
4.発表の場



順にご紹介しますね。


1.時間管理マトリクス

英語が大事だと思いつつ行動や継続ができない人には、
”時間管理のマトリクス” 
という考え方が役に立つかもしれません。

とても有名なのでご存知の方も多いと思いますが、
ご存知ない方のために簡単にかいつまんで説明します。

”時間のマトリクス”とは
スティーブン・コヴィー氏がすすめる時間管理術で、

自身の普段の生活における時間を、
その「重要性」と「緊急性」で分類したもの。

マトリクスは以下の4つに分類されます。

  • 緊急度も重要度も高い「第一領域」
  • 重要度は高いが緊急ではない「第二領域」
  • 緊急だが重要度は低い「第三領域」
  • 緊急度も重要度も低い「第四領域」


以下、スティーブン・コヴィー著「7つの習慣」より引用させていただきます。

コヴィー氏いわく
充実した人生を送りたければ
重要だが緊急ではない「第二領域」
意識して時間を取ることが大事である。

重要度は結果に関係する

緊急性よりも重要性を重視する理由は以下だから。

“重要な用事は、
あなたの
ミッション、
価値観、
優先度の高い目標の
実現につながるものである。”

一方、
緊急とは、
「すぐに対応しなければならないように見えるもの」。

緊急の用事は・・・早くやれ、と私たちを急き立てて、
何としても私たちを引き込もうとする。
緊急の用事はいつも、私たちの目の前にあらわれる。
・・・しかしほとんどは重要な用事ではない。


果たして、第二領域以外の
それぞれの領域に比重を置いた生き方をすると
どんな結果がもたらされるでしょうか?

それぞれ、見ていきましょう。

第一領域に生きる

重要で緊急性が高いのが第一領域。
これぞ、エッセンシャルワーク!仕事の中の仕事!!
・・・のような気がしますが、
こればかりをこなしていると、
第一領域だけがどんどん大きくなり、
やがてあなたを支配してしまいます。

毎日次から次へと押し寄せる問題にうちのめされている人達が、
唯一逃げ込める場所は、
緊急でも重要でもない第四領域。

時間マトリクスを見ると第一領域90%で、第四領域が10%。
第二領域にかける時間も気力も残されないという
危機に追われる人たちの生き方です。

第一領域にばかり注力すると結果的にこんなことに・・・。

・ストレスがたまる
・燃え尽きる
・火消しに奔走する結果となる。

第三領域に生きる

では、第三領域に時間を使うタイプはどうなるでしょう?
このタイプの人は、
緊急の用事のすべてに反応しほとんどの時間を使ってしまう人を言います。
(専業主婦時代の私がまさにこれでしたね・・・(;^_^A))

それらの用事は
自分にとって緊急なのではなく、
ほとんどは他者の仕事の優先順位からきているのであり、
早く対応して欲しいと期待されていることです。

優しく献身的な生き方に思えますが、
第三領域にばかり時間を使っている人を、
コビィー氏は、「無責任な生き方」だと切り捨てます(ヒェ~!)

彼(女)らを待ち受けているのは、
決して本人が望む未来ではありません。

・短絡的な視野に陥る
・八方美人に見られる
・目標や計画を無意味に感じる
・周りに振り回され、被害者意識を強くする
・人間関係が浅くなり、壊れることもある
・他者や社会に依存して生きる

第四領域を生きる

第4領域に生きるタイプにおとずれるのは、

・無責任な生き方
・仕事を解雇される
・他者や社会に依存して生きる

これは、自業自得ともいえそうです。

(※ただ、気を付けておかねばならないと思うのは、
「貧すれば鈍する」ということわざがある通り、
たとえ賢い人でも、生活が貧しくなってしまい金銭的な余裕を失ってしまうと、
正常な判断ができなくなり、愚かな行動をとってしまうとのこと。
その点には留意しておきたいですね・・・)

本題に戻ります。

緊急性を重視してしまうワケ

さて、私たちは誰もが、
それぞれの立場で、それぞれの役割を一生懸命生きています。
もちろん自分の人生も豊かにしたいと願っています。
にもかかわらず
重要度よりも緊急度の高い仕事に意識を向けがちなのはなぜなのか?

コヴィー氏はここでも明確に答えてくれています。

緊急の用事は受動的に反応(react)することで
行動のきっかけを得ることができる。
簡単に終わり、
楽しいものも、
面白いこともたくさんあり、
仕事をしている風に見えるから、だと。
(↑ 厳しぞ~、コヴィー先生!!)

重要度を軽視しがちなワケ

一方、緊急ではない重要なことをするには、
率先力主体性が求められます。

第二領域に入る事柄 
  ↓↓↓

  • 長期的な計画を立てる。
  • 体を鍛える。
  • 予防メンテナンスを怠らない。
  • 準備する。 

   ↑↑↑
英語学習もココにはいります。

― こうした活動は
やらなければならないとわかっていても、
緊急ではないから、
ついつい後回しにしてしまうことばかりです。

だからこそ、人生の舵を自分で切ろうと思う人は、
人生において追及する結果を
はっきり思い描き、
そのための時間を確保することが大切だと説かれているのです。

チャンスをつかみ、物事を実現させるには、
反射(react)ではなく、
能動的に動く(act)ことが必要なのです。

英語を身につけたいと望むのであれば、
「英語ができるようになったらいいなあ」
とぼんやり思い描くくらいではダメ。

緊急な日常の雑事に簡単においやられてしまい、
あっという間に三日坊主になってしまいます。

英語ができる未来の自分の姿をはっきりイメージする

第二領域にあることを日々の実行に移すには、
あなたの人生において英語ができる未来にはどんなよいことが起こるのか
はっきり思い描くことが役に立ちます。

例えば、あなたがプロのサッカー選手だったとします。
遠征先の試合で大活躍したあなたは、ヒーローインタビューを受けることになりました♪
その際、通訳を通さず、自分の口で、きれいな発音で流ちょうに受け答えできたらどうでしょう?
それまでたどたどしい英語だった事を知っているチームメイトはどんな反応をするでしょう?
流暢なだけでなく、そこにユーモアまで交えていて、会場が湧いたとしら!? 
いかがですか?

そんな理想の自分なら、
日々英語にどう向き合い、次の目標は何と定めて、何を勉強しているか?
という視点で自分の行動を決めていったら
同じ勉強でも、「いやいや行う苦行」ではなくなる気がしませんか?

理想の未来をありありと思い浮かべ、
その理想の自分がとる行動を、先取りしてとっていくことで
英語の勉強も続けやすくなるんです。

次に、マインドだけでなく、
生徒さんたちに効果をもたらしてくれている仕組みも
以下にご紹介します。


2.Can-do 評価

Can-do 評価って聞いたことがありますか?

ヨーロッパで生まれた評価方法で、
評価する際、できてないところを減点していくのではなく
ゴールに照らし合わせ
自分ができるようになった点を
生徒自身が自己評価するやり方です。

できない点ではなく、
できるようになったことをプラスに加点評価していくやり方ですから
ポジティブな気持ちになり、
よりモチベーションアップにもつながると思っています。

Can-do評価は、指導者側にもメリットがあります。

生徒さんにできるようになって欲しいゴールを明文化し
そのゴールから逆算して
ゴールに向かってレッスンを組み立てるので
ブレない授業になるのです。

3.リピートーク

どんなに素晴らしいレッスンだったとしても、
週に一度、1時間程度英語に触れるだけで
「言葉」が身につくわけがありません!!

そこで重要になるのが、レッスンのない6日間の過ごし方です。

毎日英語に触れ続けるきっかけとなり
かつ、英語習得に効果のある音読練習が
ゲーム感覚で継続できる仕組みがリピートークです。

レッスンで学習した英文を
練習→録音→提出→添削というサイクルで回していきます。

上手に言えるようになるまで、練習サイクルを繰り返すことで、
日々英語に触れる続ける環境を作ることができるのです。

また、一人では挫折しがちな英語学習も、
二人三脚で支援してくれる講師からの添削があるので続けられる可能性が高まります。
さらには、リピートークでの練習時間が多いとmpiから表彰されるシステムもあるので、
全国の英語学習者と競い合いながら共に学ぶ環境が、
継続の良いモチベーションになっています。

4.発表

アクテビティベースのレッスンとリピートーク学習とで、
一人でも上手に英語が口からでるようになるのですが、
あえて、人前で発表する機会も設けています。

英語は言葉ですから、人前でつかってなんぼ。
聴衆の前で発表するとなると、
それなりにプレッシャーで、緊張もしますが
だからこその成長もあるのです。

「学んだら発表」というサイクルを回すことで、
発表に挑むメンタルと
発表の態度(姿勢、表情、声の大きさ、視線、ジェスチャーなど)
も一緒に学びます。
ポジティブなフィードバックをする、等、
リスナーとしての態度も同時に学んでいただいています。

<まとめ>

英語ができるようになるためには、
1.時間マトリクスの観点から
*多くの人にとって、英語の習得は、
「重要だけど緊急ではない」第二領域に入ると知る。

人生の使命に沿った生き方が可能になったり、
充実した人生を送ることができるようになるには、
第二領域にあることに時間をかけることが必須だが
「緊急」でないことを継続する力=自分を律する力も必要になる。

*第二領域にあることを日々の実行に移すには、
自分の人生において、
英語ができる未来にはどんなよいことが起こるのか
はっきり思い描くことが役に立つ。

*第二領域にあることを継続するには、
理想的自分ならどう行動するか、アイデンティティから考えるとよい。
アイディティと合致していない行動は、続かない。

例えば、あなたがプロのサッカー選手だったとします。
遠征先の試合で大活躍したあなたは、ヒーローインタビューを受けています。
流暢にきれいな発音でよどみなく質問に答えられられるあなたを、チームメイトはどう思うでしょう?
的を得た受け答えをしただけでなく、そこにユーモアまで入れて、会場を沸かせることができたらどうでしょう?

すでに自分がそんな選手であるという前提で、
日々、英語にどう向き合っているか、次の目標は何か? 何を勉強すべきかを考え、行動するのです。
自分のアイディティから導かれた行動なら長続きします。

2.Can-do 評価
*できるようになった点を加点方式で自己評価することで
ポジティブに自分を評価。
*「完璧主義」だったり、「できないところ探し」でネガティブになりがちな日本人には良い評価方法。

3.リピートーク
*一人では継続が難しい英語学習も、
アプリと講師の力を借りれば、毎日続けることが可能に。
*日々の音読練習のより、英語力の向上が感じられ、その「できる」実感からより継続がしやすくなる。

4.発表
*観客の前での発表は、短期間での英語力向上に非常に効果的。
*特別なことをやるのではなく、日々のレッスンをそのまま発表するので負担は少ない。
*英語を人前で使うというメンタルや技術も同時に学べる。


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学校で勉強してきたのになぜ話せないの?その原因を第二言語習得研究の知見から解説。20年の指導経験もまじえ、英語が話せるようになるため情報をお送りします。

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