添削しない英作文

ライティング
2020.08.31

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

詳しいプロフィール

ライティング教材として mpi松香フォニックス発行の TAGAKI シリーズを使っています。

TAGAKI の特長は以下の5つです。

1.メンタル面と英語面の両面を鍛える
2.トピックベース
3.考え→書く→伝えるを繰り返す
4.アクティブラーニング方式
5.4技能統合教材

1.メンタル面と英語面を鍛える

1.については、
日本人が英語が話せないのは、
必ずしも「英語力がないからではない」
との指摘に最初は衝撃をうけましたが、
わが身を振り返って、なるほどと思わされました。

著者の松香洋子先生は、
英語が話せない理由を

・英語で自分を表現することへのためらい

・無自覚な感情

にある

(p.12)「英語、書けますか - TAGAKI(多書き)のすすめ」(株)mpi松香フォニックス発行

と指摘しています。

沈黙は金であり
語らずに察することが尊ばれる文化の中では、
いちいち理由を述べて意見を言うという
習慣がなかったかもしれない、
訓練がなされてこなかったかもしれない、
私もそう思いました。

そんな状況で
互いのコミュニケーションが取れ(or とれたように見え)
社会が回っていくのは、
島国で、誰もが単一の価値観を共有しているハズという
「前提」があるからです。

生まれも、
育ちも
価値観も
みんな異なることを前提に
多様性の中で幸せに生きていくためには
自己開示をし、
違いを認識したうえで
Win-Win を探って行く
そんなコミュニケーション能力が求められています。

日本語でも難しいこと(!)を
英語でやらなければならない!!
と思うと
「無理~!」と叫びだしたくなりますが(苦笑)

TAGAKI を実際にやってみて
ちょっと
・・・
・・・
いえ、かなり安心したんです、私は。

「とても無理!」だと思ったのは、いきなり、
英語で
外国人と
地球規模の問題を議論!?
なんて大上段に構えたからだと気づかされました。

そこに至るまでに
まずは、
10語程度の文章から始めましょう、
と提案されています。

TAGAKI 10

TAGAKI 10では、
自分の気持ちを即断即決し、
10語前後の英文をたくさん書くことが目標です。

たった10語でいいなら簡単に取り組めそうですよね(^^)/

テーマも、「水族館」「バーベキュー」「自動販売機」などから
「日本のほこり」「絶滅危惧種」まで、多岐にわたっています。

「え~っ、そんなこと、たった10語で表現できるの?」
「そんなテーマ考えたこともないわ~」というものまで多種多様。

それらに一つ一つ向き合うことが「無自覚さ」からの脱出を助けてくれ、
自分の気持ちを即断即決する練習になります。

TAGAKI 20

TAGAKI 20 に進むと1か2か、肯定か否定かをはっきり決めることが求められます。しかも、英語一文ではなく、3文で。

日本語だと
何を聞いても「別に・・・」
という返事が返ってくる年代の子ども達にぴったりです(笑)

TAGAKI 30

TAGAKI 30 では30語前後の英文で、相手に伝わる「構成」を身につけられます。

TAGAKI 40

国際的にはオリジナリティがあることが大切なので、TAGAKI 40 では、オリジナルな2文を含め、オチ(パンチライン)のある40語前後の文章を書きます。

TAGAKI 50

TAGAKI 50では、テーマについて”検索”し、その結果を英文に反映させます。さらに、話の締めくくりとなるパンチラインも自分で書けるように学んでいきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このように、TAGAKI 10~50までで、
150ものテーマについて、
自分の考えを知り、
事実を検索し、
英文に反映させ、
意見としてまとめることを繰り返します。

その先にあるのが、
地球規模の問題も取り扱う TAGAKI  Advanced になります。

https://tagaki.jp/tagaki_a/?fbclid=IwAR2kFFdgz5CYRZivqbpsB-V7qg058qPcKO5cs4sKrrZvnmPygupCkHVfBiA

メンタル面と英語面の足場を一歩一歩登っていけば、
一見無理に見える高い山も越えられるかもしれない、
そう期待を持たせてくれる教材です。

だから子どもたちにも人気があるのだと思います。

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学校で勉強してきたのになぜ話せないの?その原因を第二言語習得研究の知見から解説。20年の指導経験もまじえ、英語が話せるようになるため情報をお送りします。

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