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英語が口から出てこない悩みを解決するヒント
科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!
「英語でお悩みのことはなんですか?」
とお伺いすると、多いお答えが
「思っていることがスラスラ口から出てこない」ということ。
「思うように英文が出てこない時はどうしてますか?」
とさらに伺うと
「とりあえず知っている単語を並べる」との答えが多いです。
ですが、残念ながら
「日本語の思考のまま英単語を並べる」ことは
通じなかったり、誤解を与えてしまう結果をもたらします。
なぜなら、英語は
「語順」が意味を決める言語だからです。
はなすための英語で最初に身に着けるべき文法
=「語順」と「主語」
1.語順
英語を話せるようになりたければ、まず「語順」の意識を持つことが大切です。
なぜなら、英語は単語を並べる順番=「語順」が意味決める言語だからです。
一方、日本語は語順意識はなくても大丈夫。
それは、「助詞」があるからです。
例文を見てみましょう。
(例)Jun likes natto.
(ジュンは納豆が好きです。)
英語の場合は、
この単語の並ぶ順番は “絶対” です。
一つに決められます。
英語には、述語の前に置かれているものが主語という決まりがあるので、
語順を崩して、
Natto likes Jun.
としてしまうと、
「納豆がジュンを好きです♡」という
おかしな意味・全く別な意味になってしまいます。
一方、助詞 がある日本語は、語順はさほど重要ではありません。
「ジュンは納豆が好きです」
でも
「納豆をジュンは好きなんだ。」
でも
「好きなんですよ。ジュンは納豆を」
といっても
意味は通じますね。
つまり、語順はどうでもいいのが日本語。
語順が絶対的に大事なのが英語なのです。
【Step 1. 単語を並べる順番を意識しよう】
英語ネイティブの赤ちゃんも、日本の赤ちゃん同様
Dada, Mamaなどの一語の単語に始まり、
次に、単語を二つ組み合わせて発話する時期(二語発話期)を迎えます。
ただ、その時に注目すべき事態が起こります!!
それが
単語の組み合わせ順が、
必ず英語の語順(word order)に沿っている
ということ。
つまり、
主語+動詞+目的語(補語)の順番に発話される
というのです。
子どもは、
コミュニケーション上
最も重要なことから身につけていくものです。
その彼らが真っ先に身につけるのが
「語順」だという事実は
大いに注目すべきことだと思いませんか?
語順にのっとって単語を並べることでコミュニケーションがとれるということがわかっているんです!
「英語は単語さえ覚えれば大丈夫。」
「テキトーに単語を並べれば通じる」
それはあり得ないことがおわかりいただけたでしょうか?
英語でコミュニケーションをとれる人になろうと思ったら、
この word order に敏感な意識を身につけることが、
何にもまして必須なのです。
<やってはいけないこと>
①日本語で文章を組み立て
②それにピッタリ合う英単語を探してきて
③英作文する
2. 主語
次に大切なのが、主語です。
日本語では省略されることが多い主語ですが、
英語では
主語は、文章の主人公✨
主人公なしには物語は進みません。
日本語と違い省略することはできません。
ちょっとここで、クイズタイム!
Q: 「今日は遅刻しました。」
の主語は何でしょう?
英語が苦手とおっしゃる方の多くが犯す間違いがここにあります。
「今日は」を主語だと考えて
Today is ~.
と文章を始めてしまってはいけません!!
遅刻したのは
この発言をした人であるはず。
ですから主語は ”I” です。
「今日は」というのは、「時」を表しているだけであって、
「今日、私は遅刻しました。」
という本当の主語が省略されていることに、
日本人は意識を向けなければいけません。
それがわかれば、
I was late today.
のように正しい英文を生み出すことができます♪
主語とは動作の主体です。
英語を話したいのであれば、
常に、動作の主体は誰か?という意識を持つことから始めましょう。
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本日のまとめ
英語をネイティブの感覚で話すには
①語順 と
②主語(その動作を行ったのは誰?)
を押さえることが大事です。
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