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英語を自在に使えるようになる「瞬間英作文」と「TAGAKI」を徹底比較!
科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!
自在に使いこなすにはトレーニングが必要!
理論を知り学ぶことは大切ですが、
いくら知識を学び研究してもそれで実践力がつくわけではありません。
日本人が話せないのは、知識を学んだだけの頭でっかちになっているから。
足りないのは、
「語学はスポーツや楽器と同じ」「基本の反復練習が必要だ」
という発想です。
トレーニング、反復練習と聞いて有名な教材は?
瞬間英作文シリーズかな、と思ったので、
今日は瞬間英作文について。
(あくまで個人的な感想です。)
瞬間英作文シリーズ
「瞬間英作文」とは?
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のカバーにはこう書いてあります。
英語が「ばね仕掛け」で出るようになる。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」森沢洋介(ペレ出版)
「瞬間英作文」は、受験勉強のような苦痛をともなうものではありません。
中学1・2・3年レベルのやさしい文型と語彙だけでの、たくさんの英文をスピーディーに作るトレーニングは暗記などとは違って全く負荷がかかりません。このトレーニングを繰り返すことで「英作文回路」ができあがり、すでに習った中学英語の知識が使えるものとなるのです。
やさしい文型と語彙だけでトレーニングすることで「英作文回路」ができるという点。
そして、
中学英語の知識をつかえるものにするという視点には
全く共感します!!
対象
使ってみての感想では、
対象者は、中学生以上で、文法を学んだことがある人。
文法知識はあるのに、口から英語が出てこないという自覚がある人。
(ただ、小学生に試してみたことがあるのですが、
一瞬で、「これ、面白くない」と言われてしまいました💦)
◎評価ポイント!
なんといってもお手頃価格です(^^)/
教室に通ったりせず、自学自習できるので、
取り組みのハードルが低いのも良いですね。
種類も豊富!
シリーズ物として現在6種類出ているようです。
私が購入したのは、以下の2種類含めて3冊。
肯定文を疑問文にしたり、時制や態を変化させたり、主語や動詞などを部分的に入れ替えたりといったキューに瞬間的に反応する練習をするだけでもかなり口から英語が出やすくなりました。
なぜなら、
自分が喋ろうと思うときに、こういった基本的文法事項に気をとられていると、
肝心な内容 - つまり、
どんな風に話をまとめようか、とか、
この交渉の落としどころはどこにしようか、
といったことにエネルギーが注げなくなるからです。
文法事項などの些末な事柄を
頭を使わずに自動的にこなせるようになるまでには、
繰り返しのトレーニングは必要です。
そのトレーニング部分を担うには良い教材だと思っています。
△気になるポイント!
機械的な反復練習は、シンプルで取り組みやすい一方、気になる点がないわけではありません。
・単調な反復練習なので、飽きてしまう。3日坊主に終わりがちな人は要注意。
・パターンプラクティスだけではしゃべれるようにならないという研究結果が出ている(その批判を受けて、現在では、コミュニカティブ・アプローチが主流)
*コミュニカティブアプローチについては以下の記事をご覧ください。
・文型を体になじませることを目的としているので、表現に不自然なものがある。
・単文なので、英語の論理を知ることができない。
・英語の論理で自分の考えを表現できるようにはなれない。
総合評価
瞬間英作文は、
英語の基本が体に入っていない人が、
構文を体得するには良い教材だと思います。
一方で、本当に言いたいコトが言えるようになったり、
独創的なアイディアを表現したり、
オリジナル発想を他者に伝えられるようになることは期待できません。
英語を自在に操る人になるための結論
英語を自在に操れる人になるには、
独創的な発想を、ロジカルに表現する教材(TAGAKI等)を使いつつ、
文法的ミスを減らす目的で瞬間英作文を補助的に使うというのが私のおススメです。
このたび発売された
TAGAKI Advanced 1~3は、レベルは高いですが、かなり良いです💖
大学入試レベルのライティングや、
海外の大学への留学希望者にはピッタリという内容です。
小学生からライティングの基礎をとお考えの方や、
英語は久しぶりと言う大人の方は、10語からはじめられるTAGAKI10からはじめるのがおススメ。
TAGAKIは、子ども達から”TA・GA・KI~”コールが起きるほど人気です。
考えて書いて、暗誦して、を繰り返すと英語力がつくのを感じられるはずです。
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