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中学・高校英語 定期テスト対策 ー 定期テストで点数アップ!

中学・高校英語
2020.11.26

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

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定期テストで点数アップさせるための勉強法

「英語の成績が上がらない」と悩んでいる君へ。
「もっと効率よく勉強したい」と思っているあなたへ。
定期テストの成績をあげる勉強法をまとめました。
正しい方法で学べば、あなたも確実に80点以上取れますよ(^^)/

1. 単語・熟語の学び方
2. 教科書本文の学び方
3.ワークブックの使い方
4.まとめ
5.当日でも間に合う!減点を防ぐ裏技


1. 単語・熟語の学び方

単語・熟語学習は、学習時間より、回数が大事です。
1時間の勉強を1日だけ行うより、
6日間にわたり10分ずつに勉強するほうが効果的。
頻度を上げて単語・熟語に触れることを心がけましょう。

(注意!)テスト前日に丸暗記は、一番効率が悪い勉強法です。

↑↑↑ 短期記憶にしかならないので、すぐに忘れてしまいます。
直近の定期テストにはそれなりに役立つかもしれませんが、
テストが終わると忘れてしまって、大学入試の時にもう一度覚え直さなければならなくなります。


かえって、二度手間、三度手間となりますので、最初から長期記憶に残る覚え方をマスターしましょう。
それが・・・
”1回の学習時間は短くても回数多く” です。

単語・熟語の覚え方

単語をローマ字読みして語呂合わせで覚えることはおススメしません

英語は言葉です。試験のためのものではありません。
「音」をないがしろにしたら、せっかく学んでも使えなくなってしまってもったいないです。
”baseball” のことを 「バセバ11」と覚える生徒さんがいるという話を聞きました!!
そんな覚え方をしてしまったら、覚えた単語と実際の音とがつながらなくなってしまいますよね!?
結果、英語を聞いても理解することができません。
相手の言っていることが聞き取れなければ会話は成り立ちませんし、
リスニング問題でも点がとれなくなってしまいます。

フォニックスを学べば、
音とつづりの間のルールがわかるので
そんな不毛な覚え方をする必要はなくなります。

※フォニックスについてお知りになりたい方はこちらをどうぞ↓↓↓
https://eigonavi.info/blog/2582/

リスニングは、大学入試での比重がこれまでの2倍になりました。
その対策のためにも、日頃の勉強時から
音とつづりとを一緒に覚えていきましょう。

具体的な方法は以下の通りです。

(1)音源の音を聞いて発音の練習
  ①CDで聞こえた通りに発音してみる*
  ②発音しながら意味を確認
  ③発音しながら意味を覚える
  ④日本語訳を見て英単語を言う
  ⑤日本語訳を見て、英単語を書く
  ⑥⓹までやってもどうしても覚えられない場合は、
・辞書を引いて例文丸ごと覚える
・英単語を「画像検索」してそのイメージとともに覚える
・感情が動くような(!)英作文をする
 等、記憶に残る工夫をすることも効果があります。

※余力があれば、発音記号の読み方も覚えましょう。
フォニックスを記号として書き表したものが発音記号です。
発音記号が読めれば、辞書を引くことで発音がわかるようになるので、後々役に立ちます。

【単語学習のやり方まとめ】

今までCDを使っていなかった人は、是非
単語・熟語の学習にもCDを使って、
上記の①~⑤のプロセスですすめてみてください。

日々の学習に①~⑤を取り入れていれば鬼に金棒!
定期テスト前に特別な勉強が不要になりますし、なにより、長期記憶として定着させることが期待できます。

さらに、音を重視した単語学習をすることで、
聞き取りのための耳も鍛えられ、リスニング対策にもなります。

正しい音で発音できるので、通じる英語にもなります。

毎日の学習では①~⑤が出来なかったという人でも、
定期テスト前に、
毎日1ステップずつ取り組めば5日で済みます。
今日から取り組みましょう。

2.教科書本文の勉強法

教科書本文の学習にも音源CDは必須です!
理由は、単語・熟語の項目で書いたことと重複しますので割愛しますが
中学入学時から
教科書本文の英語を音から学んでいくことで英語の耳を育てます。
聞こえたとおりに発話する訓練になるので、
通じる英語の語感も身につきます。

本文の学習方法

具体的な教科書本文の学習方法を見ていきましょう。

  1. Listening (リスニング):
    まず、CDを聞くことに集中して、音だけで意味をつかめるようにしましょう。
  2. Mumbling(マンブリング):
    英語音源を聞きながら、聞こえた通りに
    小声でブツブツつぶやく(mumble)ように声にだしてみましょう。
  3. Parallel Reading (パラレルリーディング):
    音源を聞きながら本文を見てCD音声と一緒に音読。
  4. Repeating(リピーティング) :
    音源を一文ずつ止め、その部分をリピート練習。
    (一文が長すぎるときは、句や節などの切れ目で止めてもOK)
  5. Shadowing(シャドーイング) :
    テキストを閉じた状態で、CDを聞きながら、聞こえた英文を追いかけるように音源に自分の声をかぶせ言っていきます。聞き終わるのを待たずに、ほぼ同時に影のようについていくイメージです。

    ※シャドーイングには慣れが必要ですが、必ずできるようになります。
    リスニングスキルの向上、良い発音の習得、新しい語彙・表現の定着に効果的だと言われています。
  6. 和訳→英文:和訳を見て英文を言ってみる
    (*和訳は教科書ガイドなどを利用)
  7. 言えない場合は、1~6を繰り返し、日本語を見て英語が口から出るまで練習する
  8. Dictation(ディクテーション):教科書を閉じた状態でCDを一文ずつ止め、その部分の英文を書いてみましょう。
  9. 和訳→英文 : 和訳を見ながら本文を丸々英語でいてみましょう。

1~9のように、教科書本文に様々な角度から取り組むと、自然と英語が体にはいってきます。
授業の復習として日常的に取り入れられなかった方も、テスト前だけでもいいので、できるところから取り入れてやってみてください。

3.ワークブックの使い方

ワークや問題集が範囲の場合は、そのまま出題されることも多いので、必ずやっておきましょう。
授業を受けたその日に、該当箇所のワークに取り組み、テスト前に再度解くのが最良です。定着度が増します。

やりっぱなしはもったいないです。
間違えた箇所は、なぜ間違えたのか、理由がわかるまできちんと調べ、
複数回解いてみて、同じ間違いをしない状態にしてテストに臨みましょう。

4.まとめ

・単語学習の定着度合いを上げるには、”1回の学習時間は短くても回数多く”
・正確な発音を無視したまま単語を書いて覚えるのは、非効率。
音源やフォニックスを利用した単語学習を行いましょう。
長期記憶にも残りやすくなり、将来の大学入試や、リスニング・スピーキング対策になります。
・本文の学習にもCDをフル活用して、リスニング、マンブリング、パラレルリーディング、シャドーイング、等々・・・を行い、本文を体に染み込ませ、スラスラ言えるようになってから、最後に「書く」作業で仕上げを行いましょう。
・テスト範囲のワークは、やりっぱなしにせず、復習をしたり、複数回解くことで精度を高めましょう。


5.おまけの裏技♪

ここまで読んでくださった皆様に、
テスト直前にでも点数を上げることができる最後の裏技をお伝えします。

これは、決して”勉強しなくてもいい”と言っているわけではありませんよ。念のため(笑)

ちゃんと上記のステップを踏んで、勉強したあと、ケアレスミスで予想外の減点!なんてことがないようにするための最後の最後の tips です。

大らかな性格の中学1年生には特によく効きます。

勉強しなくても英語のテストの点数を上げる方法

結論から言うと、
行うべきことは以下の通りです。

  1. 自分のケアレスミスポイントの洗い出し
  2. テスト用紙が配られたら、その間違えやすいポイントをテスト用紙の空いたスペースに書いておく。
  3. テスト終了5~10分前になったら必ず見直しの時間をとり、2.で書いたミスのポイントを順につぶしていく。

1.の自分のケアレスミスポイントは、前回のテストでどこで減点されたのか、洗い出すことからはじめてください。

あるいは、今回のテスト範囲のディクテーションを使っても構いません。
ディクテーションした文章を原文と突き合わせて、どこでミスをするのかチェックしてみましょう。

(例)文頭を大文字で始めていない / ピリオド・クエスチョンマークのつけ忘れ /主語と動詞の係り結び / 三単現のs / 複数形の s 等、自分が犯しやすい間違いポイントが見つかります。

その部分を教科書にハイライトして、音読練習の時に気を付けて音読をするのも効果的です。

そして、テスト時。
テスト用紙が配られたらまずやって欲しいのが、ミスしやすい箇所をメモすること。
そして、テスト終了までに、その部分に関して、必ず時間をとって、一つ一つ見直しをしてください。

ケアレスミスに泣く人は、そもそも見直しの時間を取っていない!ということも多いもの(苦笑)。
見直しの時間をとるだけでも減点を減らすことができるはずです。

そもそもケアレスミスとは?

ケアレスミスというのは、そこに意識がいっていないことの表れです。

日本語にない文法は、(複数形のsや、三単現のsなど)意識が向かうまでに時間がかかります。
理屈が簡単であれば、すぐに間違えずに使えるようになる
・・・というわけではありません。

(日本人に三単現のsが身につくのは、文法項目を身についた順番に並べた時に30番目くらい!
これは、文法事項のほとんど最後!!
つまり、最後まで身に付きにくい項目なんです。
それなのに、最初の定期テストで出題されるので、減点されて、悲しい思いをする人が続出します。)

だからといって
「身につきにくい項目だから仕方がないんだ!」と
開き直るわけにもいきませんよね。

子どもにとっても親御さんにとっても
現在の学校の成績は大切ですから。

ケアレスミスで減点された結果、自信を失って英語嫌いになっても困ります。
だからこそ
対策をしっかりして、テストでは1点でも良い点数を取る覚悟で臨んでほしいと思っています。

そのための対策が上記です。

ケアレスミスとは、先にも述べた通り
そこに意識がいっていないから起こるミスなので、
テスト時に、自分のケアレスミスポイントに意識が行くようにしてやればかなりの確率で防げるはずです。

今度の中間テストから是非試してみてくださいね(^^)/

質問は随時受け付けています。

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