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自分の希少価値を高めて100万人に一人の人材になる

私の思い
2021.01.07

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

詳しいプロフィール

教育改革実践家の藤原和博さんをご存知ですか?

AIに仕事が取って代わられそうなこれからの時代
食いっぱぐれないようにするためには、
100万人に一人の希少価値ある存在になれ
=自分自身をレアカード化せよ!
と提言している方です。

リクルートから東京都初の中学校の民間人校長になられた方ですし
本も何冊もだしていらっしゃいますからご存知の方も多いことでしょう。

とはいえ、
一つの分野で100万分の1の存在になることなんて
私のような凡人には夢のまた夢。
雲をつかむような話です💦

藤原さんもそこは理解していらっしゃって、
GLOBISの知見録では、次のように述べています。

もちろん1つのキャリアだけで…、相撲でも体操でも会計でもいいですが、1つの仕事だけで100万分の1の希少性を確保する力がある人は、それでやったらいいと思います。ただ、それで勝負するのはかなり大変。99万9999人を倒さなきゃいけないし、さらに言えば、それで屍みたいな人も出ると思うんです。そのリスクが結構あります。

では、どうすればいいか?
そこで提案してくれているのが
3つの分野で
100人に一人の人になり、スキルを掛け合わせる作戦です。

1/100 × 1/100 × 1/100
で、100万分の1人。
こうすれば、
一般の人でもオリンピックのメダリスト級の人材!
になれるというのです。

ここまでが藤原氏の提案です。
このアイディアを子どもたちに提示する際に、
子どもならどの分野で1%の人になるとよいのかを考えてみました。

自分をレアカード化する意識で学ぶ

「いやいや100人中の一番だなんて、それも無理!」
そんな声が聞こえてきそうです。

でも、
1クラス35人だとすると、3クラスの中で
「自分の好きな事、得意な事」で1番であれば良いのです。

ゲームでも、音楽でも、アニメ情報でも、
かけっこでも、そろばんでも、手芸でも、なんでもいいんです。

だったらそれほど高いハードルではないですよね!?

なので、子どもたちには、こう話しています。

3つの分野で1%の人になって、自分をレアカード化しよう!
おススメの分野は以下の3つ。

①好きな事
②英語
③専門・使命

①好きな事で希少性を高め1%の人になる。

まず最初に考えてほしいのは、好きな事で自分の希少性を上げること。
自分の”好き”をとことん追求することが、
取り換え可能でない希少性を生むと思うからです。
なぜなら・・・

物事を極めるには1万時間が必要

何事にもマスターするにはだいたい1万時間かかるのだそうです。

1万時間とは・・・
1日3時間取り組んだら、365日で1000時間ですから、
10年続けてやっと到達するのが1万時間です。

1日6時間取り組んでも5年かかる計算です。

1万時間に至る計算を聞いて、
皆さんはどう感じられましたか?

私は、『長いなあ』と感じました。

1日6時間取り組んで5年かかるということは、
一つのことを習得するのに、
小学校の義務教育とほぼ同じだけの時間を費やさなければならない
ということです。

だからこそ思うのです。
好きな事を選ぶのが一番だと。

他人軸で、
他者が良いと言っているものを選んでそれに従っても、
1万時間も続けられないとは思いませんか?

好きでもないことを、
今の流行だから、将来性がありそうだからとはじめてみても、
「好き」で「何時間やっても苦にならない」人の
出来栄えにかなうわけがありません。

さらに、
皆が良いと思うものは、多くのライバルがいるということでもあります。
1万時間かけて習得しても他の人に置き換えられてしまう可能性が高い。

1万時間かけることができずに、
誰でも身につけられるレベルで終わってしまえば、
それこそせっかく学んだ知識が陳腐化してしまうのは目に見えています。

習得が難しくても続けられ
ライバルが多くてもその中で抜きんでるくらいの努力ができる
あなたの「好き」を見つけることが必要です。

「好き」を見つける

そんな話をすると
「何が好きなのかわからない」「特にやりたいことがない」
そう言う人が必ずでてきますが、心配いりません。

若いうちは誰しもそうなのです。

自分の適性は、
自分の内側をいくら見つめても出てきません。

実際にやってみて、周りと比べて、初めてわかってくるものなんです。
「自分ではできて当たり前だと思ってたけど、周りの人より上手にできてる!
これがボク・私の得意ってこと!?」
と。

ですから、
少しでもおもしろそうだなあと琴線に触れることがあったら、
どんどんチャレンジしてみましょう。

その中から次第に
自分の得手不得手が見えてきます。
三日坊主をたくさん経験しないと「好き」は見えてこないんです。

②英語で1%の人になる

2番目は、英語です。
英語で世界の同世代と対等にコミュニケーションできる力であれば、
1万時間も必要ありません。
小1~中3までの9年間に、
2000時間勉強してくれれば、
きれいな発音でスピーチやプレゼンをする力、
リスニング力、長文読解力、英作文力も身につけられます。
日本語が喋れるあなたであれば、
英語で1/100の存在になることは決して難しくありません。

③将来の夢、つきたい職業(専門・使命)で1%の人になる

3つ目は
将来の夢やあこがれの職業(専門知識や使命)で1%の人になることです。

将来の夢、つきたい職業、あこがれの人、
はたまた、
世の中に対する憤りや不条理に感じていることが
あなたの使命に通じていることは少なくありません。

静かに、じっくり、自分の本音に耳を傾けてみましょう。

成長とともに変化していくこともあるので、
とりあえずの目標で構いません。

「こんな自分になれたらワクワクする!!」
という姿を思い浮かべて
思いっきりウキウキ&ニヤニヤできるあなたは幸せ者(^^)/

その理想の姿になるために必要なことを洗い出し、
ゴールまでのロードマップを描き
今できることへとタスクを細分化して、
日々の行動に落とし込めたら最高です。


が、まだ何も思い浮かばないというあなたは、
学校の勉強で100分の1の人になることを目指しましょう。

学校の勉強は、将来のすべての学びの基礎ですし、
自分にとってのメリットも大きいですよね。
(親に叱られたり小言を言われたりせずに済みますし(笑)、
自信もつくはずです。)

宿題やテストという
勉強させてくれる仕組みが整えられているので
自己管理することなしにマスターしやすいのが学校の勉強です。

”AIがどんなに普及しようとなくなることはない”
といわれているのが
人の成長を支援する仕事です。
学校の勉強が得意であれば「先生」という職業にだってつけますよ。

まとめ

コロナで今まで通りの働き方ができなくなったり
AIに仕事が取って代わられるかもしれない!など
社会の急激な変化に
誰もが戸惑っているのが今現在の私達です。

先の見通せない時代ではありますが、
だからこそ立ち止まって
真剣に生き方を考えてみるのにはよいチャンスだとも言えます。

藤原和博氏が言うように
100人のうち1番になれることが、3つの分野で見つかれば
100万分の1という
オリンピックのメダリスト級の希少価値のある人材になれます。

100万分の1の人材になれれば
食いっぱぐれることがないのであれば

自粛が求められる今、
内面を深く掘り下げ
自分自身をレアカード化することに全力を傾けるのは
悪くない選択だと思います。

目の前のやるべきことに全集中!できれば
不安感の軽減にも一役買いそうです。


どの分野を3つ選ぶかは、あなた次第。

子ども時代におススメしたいのは、
①好きな事、②英語、③将来の夢です。

英語をすすめするのは、
なんといっても、
英語の習得には、特別な才能が必要ないから。
母語を習得できた人であれば誰でも、
(遅い早いの差はありますが)
必ず身に着けられるスキルだからです。

そして、
1万時間の5分の1の2000時間あれば習得できるからです。

1%の人になれることを3つ
一緒に探しませんか?

全力で応援します。

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