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図で考えると仕事も人生もうまくいく

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2021.01.28

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

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良いコーチは一瞬にしてパラダイムを変える

高校時代、世界史が苦手でした。
一つの国の、縦の歴史ならなんとか覚えられても
その時代に、他国に何があったか?というような
時代に横ぐしを刺すような問題となるとお手上げだったんです。

困って、世界史が得意な友人に相談すると


一言。

「表にしてる?」

と聞かれました。



???「表」???

一瞬何を言っているのかわかりませんでした。
が、実際に自分の手を動かし、
表にまとめてみることで、その威力に気づきました!!

そこからは、V字回復(笑)

そんな事実があったことさえ、すっかり忘れていたのですが、
先日、生徒さんが「日本史が苦手」というのを聞いたのをきっかけに
遠~い記憶を思い出したんです。

勉強が嫌いになりかけた私を救ってくれたのは、
友人の神のような一言だったことを。

「よいコーチは一言でパラダイムを変える」といいますが
今思い返してみれば、
この友人の言葉がまさにそれでした。

頭の良い人は図を描いて考える

で、最近たまたま読み始めた本が
平井孝志さんの「武器としての図で考える習慣」です。

その中に、以下のような記述があるのを発見しました。

箇条書きでは見えにくい関係性も「見える化」

図は思考を「見える化」するだけでなく、ものごとの「関係性」をしっかりと見せてくれるので、そこから新たな気づきを得ることもできます。
 次の年表を見てください。ペリー来航までにあった大きな出来事の抜粋です。なぜペリーは日本に来航したのでしょうか。

pp.49「武器としての図で考える習慣」

(↑図はNews Picks 編集部より引用)

箇条書きではピンとこない史実も、
時間×国の図にするとどうでしょう?

産業革命をテコに拡大を続け、中国にまで手を伸ばした大英帝国。それに対して、太平洋国家となったアメリカが、大西洋周りではなく太平洋周りで巨大な中国に近づこうとする戦略がハッキリと見えてきます。日本は通過点であり、前哨基地にしか過ぎなかったのです。

pp.50-51「武器としての図で考える習慣」

いかがですか?

箇条書きの文章で暗記をしようとすると大変。
丸暗記が得意なのは幼児期までです。

でも、図にするとその背景にあるダイナミズムが理解できると思いませんか?
そうするとまさに「流れ」が読める。
そのプロセスを踏むことで、
理解が深まり、
がぜん知識が定着しやすくなるのだと思います。

この本は、受験のための本ではないのですが、
人生の早い段階で身につけたかった!!

「英語やプログラミング、MBAよりも先に身につけたいコア・スキル」
だと書いてありましたが、
まさにそんな本だと思いました。

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