ブログ
入試10日前。やる気スイッチ全開!
科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!
本質的な力をつけておくと、
たとえ出題傾向が違っても、
また、短期間であっても対応できるのだと感じた出来事がありました。
高校受験を直前に控えた2月初旬。
本命校の対策がほぼ終わった時期になって、
一人の生徒から
「併願校の過去問を解いてみたら
出題傾向が全く違っていて、点数にならないんですけど、どうしたらいいですか?」
と質問されました。
過去問を見せてもらうと、確かに全く違った系統の問題です。
・本命校 : 会話主体の英文レベルも内容も易しめの超長文。
・併願高 : 論説文、説明文メイン(かたい内容で、構文も使用単語も難しい) + 文法知識が必要とされる問題。→これまでの大学入試問題っぽい!!
耳から英語学習をはじめた生徒さんなので、以下のことは身についています。
・聞こえた順番にマルっと理解すること。
・文頭から読んだ順番で、理解していくこと。
超長文と言われるような問題であっても
特別読解対策をしなくても
左から右に目を動かすと同時に理解していくことができるようになっています。
これは耳から学んできた子どもの大きな強みです。
結果、読解スピードは同年代の子ども達に比べかなり早いと思います。
そんな彼なのですが、
大学入試に出されるような論説文を読むとか
単語帳を覚える、といった
大学入試時に求められるようなやり方での勉強はこれまで取り組んだことがありませんでした。
英検を受験するという時にススメてはてみたのですが
結局やらなくても合格できてしまいましたし
学校の定期テストは言わずもがな、
本命校の入試でも必要なかったので、私も対策してきませんでした。
ところが、
入試直前の先週になって、
「直前に自分でちょっこっと対策すれば大丈夫」
そう踏んでいた併願校のあまりの難しさにおどろき
慌てて駆け込んできたようです。
この日のレッスンの中で、彼は、自分の弱点をはっきり認識します。
①単語力がない
②論説・説明文を読んだことがない。
でも、課題がハッキリすれば、解決策はおのずと見えてくるもの。
①単語さえ知っていればもっと得点できるんだ!と認識→ 単語学習をしよう!!
②論説・説明文は、多聴多読のベースがあるので読み慣れれば大丈夫なようだ。ホッ!→ じゃあ、毎回レッスンでやってきた音読やシャドーイングを論説・説明文でもやってみよう。
という具合に。
そんな方針を立てたのが2月1日でした。
併願高の入試日を聞くとなんと「2月11日」というではありませんか!
焦る私をしり目に
「大丈夫。まだ10日ある!」と彼。
頼もしい発言ができるようになったなあ、と
彼の大いなる成長を感じました。
論説文対策用のテキストと、
シャドーイングの仕方を表にまとめて貸し出したところ
先ほどLINEに
「先生から貸してもらったテキストでシャドーイングが32ページまで終わりました!」
との報告が入っていました💖
ラストスパートのエンジンがかかったようです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
子どもは、何かをきっかけに急成長することがあります。
また、なぜその勉強が必要なのかが心底理解できると
驚くほど素直に勉強するものだとも感じています。
この彼も、
それまでののんびりペースからは想像し難いほどの
超集中&猛ダッシュです。
===================
この瞬間に立ち会えるのがものすごく好き
===================
受験は、大変な面もありますが
子どもたちの成長に大きく貢献しているとも思うのです。
頑張れ受験生!!
NEW ARTICLE新着記事
新着順でブログ記事を表示しています。