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反抗期は親の気づきのとき
科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!
子育てがうまくいかないと感じる時って、きっと誰しもあると思います。
特に反抗期にはそれが顕著になりますが
『時期的なものだから嵐が過ぎ去るまで待つ』という姿勢ではもったいないかもしれません。
幼い時から存在していた反抗の種が顕在化しただけ
「親子なのに、わかりあえない。
この間まで素直に言うことをきいてくれていた可愛い我が子が急にどうしちゃったの?」
と親の方も戸惑う時期ですが、
実は、「急に」と思っているのは親の側だけだと思うんです。
表面に現れ出た変化は、
実は、子どもの中に、ずっと違和感としてあったもの。
幼かったがために
明確に意識したり、
言語化されていなかっただけで
成長とともに、違いをはっきり認識し、親に対してぶつけることができるようになった成長の証が反抗期なのだと思うんです。
それに気づかず、成長した我が子に対し違う価値観を押し付けたら、反発されて当然ですよね。
親子といえども人格は別々
親としては、良かれと思って(!)これまでの自分の人生の試行錯誤の中で、培ってきた価値観や、うまくいった方法、苦労してみつけた成功法則などを、子どもに伝えます。
自分の生きている人生と同じような人生を生きることが幸せだと感じていたり
アドバイス通りに行動してくれれば、
自分がしたような失敗や遠回りをしなくてすむ、
と考えているからですよね。
すべて無償の愛からの行動。
大人ゆえのゴールからの逆算思考。
先が見える親側の焦りとは裏腹に、
すんなり受け入れてもらえるとは限りません・・・。
反発の理由は、
専門家ではないのであくまで私個人の考えですが、
以下の3つくらいの要因が複雑に絡んだ結果だったような気がします。
①自分と子どもとは別人格だから。
②アドバイスをうけいれてもらえるだけの信頼関係が育ってないから。
③受け入れるタイミングではなかったから。
親子で違う生きる目標、喜び、学び方
自分と我が子は、たとえ顔かたちは似ていても、
学び方や、やる気のタイプだけでなく、
そもそもの価値観が違うことがすくなくありません。
一説によると、学びのタイプは8種類、
やる気タイプは4種類あるそうです。
とすると、その組み合わせだけでも32種類のタイプが存在することになります!
小さいうちは親が絶対者。
見捨てられたら生きていけないので、親の働きかけには素直に反応してくれるでしょう。
でも、長じて自分で物事が考えられるようになれば、自分に合わないことを強制されれば、
反発したくなるのも当然ですよね。
「今まで黙ってたけど、お母さん(お父さん)がいっていることは違うと思う」
「お母さん(お父さん)の価値観は僕には合わない」
「合わないことを押し付けるな」と。
親の方はビックリする訳ですが、そこで反発をくらうからこそ初めて気づくこともあります。
「ああ、この子って、今までこうだと思ってたけど、実はこんな風な考え方をしてたんだ。」
「私のこんな考え方を、違うと思いながら今まで暮らしてきたのね・・・」等々。
親にとっての反抗期とは?
反抗期とは、親側から見れば
子どもの本当の姿を知るチャンス。
その後のかかわり方を考え、修正するための大切な時期だとも思うのです。
私がそう思うに至ったのは、長男がいてくれたお陰でした。
長男とは性別が違うこともあって、生まれた時からやることなすこと理解不能(笑)
でも、いつでもどんな時もニコニコ穏やか。
ママ友からうらやましがられるくらい育てやすい子ではあったのですが、逆にそれが不安でした。
わがままも言わないいい子でいるのは、何か我慢しているのでは?と。
それでも、何を聞いても何も答えが返ってこず、
結局何を考えているのかわからないことにいら立ちを感じながら日々暮らしていました。
そんな彼が思春期を迎えたある日、
息子から言われたのが以下の一言でした。
・・・
・・・
・・・
「善意からの干渉が一番厄介なんだよ」
との一撃!!
正直、堪えました~
私の「良かれ」と思ってのアレコレは余計なお世話だったというワケです。
「善意だとわかっているから、逆に、長きにわたって何も言えずいたんだ!!」
そう気づいたときの申し訳なさといったらありませんでした。
そのことに気づいてからというもの、
自分にはない発想や視点がまぶしく、頼もしく思えるようになりました。
きっと、私の見方が変わったんだと思います。
私の恥ずかしい失敗談ですが、勇気を出して書いてみました。
若い親御さんの参考になれれば幸いです。
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