ブログ
「英語を話す」スキルは「勉強」では身に付かない

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!
英語の勉強って、
単語を覚え、英文の意味を理解できたら終わりだと思っていませんか?
残念ながら、
”次々に新しい英文に取り組む”
といった勉強をしている限り、
「話せる』ようにはなれません。
英語を話すスキルは机の前に座っての勉強では身に付かない
話すスキルは、目からの学習だけでは身につきません。
なぜなら、
知識を増やすことと、話せるようになることとは
使われる脳の部位も使われる器官も別だからです。
「話す」とは、脳と耳と口を連動させて使う身体行動なので
頭に知識を詰め込むだけでは不十分なのです。

それどころか、目からの学習ばかりをしていると
”こんなに勉強しているのに、こんな簡単なことも言えない”
と、逆に苦しくなってしまいます。
それは、まるで、
自動車免許を取りたいと望む人が、
「運転方法の解説書を長年読み続けているのにまだ運転ができない!」と悩んでいるようなものです。
解説書を何万回読もうと、
それだけでは運転はできませんよね?
車の運転ができるようになるためには、
実際に乗って、操作方法を体で覚えていくことが必須なはず。
英語を話すことも同じです。
知識として勉強したことを、体に落とし、身体感覚とするまでの練習が必要なのです。
話せないのは、その部分の練習が欠けているからにすぎません。
せっかく学んだ「知識」を「話す」という身体行動に落としましょう!
試合の前に話すための練習をしよう
自動車の操作方法が一通り理解できたからといって、
いきなり路上に出るのは危険ですよね。
公道に出る前に、安全な教習所内で練習を重ねて、
運転操作に慣れ、さらには
周囲の状況に応じて自在に扱える状態になるよう
練習を重ねると思います。
英語の場合も
学校で学んだ知識があるからと、
いきなりネイティブと英会話したら
”事故る”
のは避けられません。

もちろん、何度事故っても平気なメンタルの持ち主や
どうしても身につけねばならぬ、という差し迫った状況にある場合なら
いきなり実践、でも習得は可能です。
ですが、普通のメンタルで、切羽詰まった必要性がない場合、
事故を繰り返しながら習得することはハードルが高いのです。
途中で止める人が続出するわけです。
途中離脱を避け、三日坊主に終わらせないためには
教習所のような安心、安全な場で
知識が無意識の行動となるまで練習を積むことをお勧めします。
自分に自信が持てれば、安心して公道を走れるようになれます。
それが、「話すための英語」が提供するレッスンです。
英語の筋トレ
「話すための英語」で行うのは、
英語の筋トレのようなアクテビティの数々です。
欲しいゴールを手に入れるために入念に考えられたタスクを
一つ一つクリアしていく中で、
自然に知識が自分のものとなっていくように
カリキュラムが組まれています。
簡単な英語で練習を積む
大人は得てして
今の自分の英語力より難しいものに手を出しがちです。
英会話に自信をもてるようになるためには、
あえて
「簡単なレベルの英語」で練習をつむのが
コツなのです。
なぜなら、そもそも会話とは非常に複雑な脳内作業。
外国語である英語を使ってコミュニケーションをする
ならなおさらです。
ゴールが難しい時には、
素材である英文は簡単なものにすると
うまくいきます。
簡単な英語表現で複雑な話、深い話をしよう
中学校で学んだ基本的な単語と文法で
複雑で深い内容まで言えるようにすることを目指しましょう。
国際会議の場での共通語は、
English ではなく、World Englishesだと言われています。
それぞれのお国訛りを許容しつつ
シンプルでわかりやすい英語が求められています。
話すための英語の学習方法
話すための学習方法は、
学生時代のような机にかじり付いての学習は必要ありません。
というかNGです。
では、どうすればいいかというと…
1.耳から学ぶ。
テキストはあえて見ず、
CD音源を聞き流し、
聞こえたところ
言えるところから真似して口に出しましょう。
そうすることで、英語のリズムを崩さず、
通じる英語を話すことができるようになります。
感情が沸き起こった時に
該当する英語表現が
無意識に英語が口をついて出ること(自動化)をめざします。
2.自分の脳内に英語の言語野を作る
バイリンガルと日本語モノリンガルの脳を比べると
バイリンガルは、日英で、それぞれ活動部位が違っています。
一方、日本語しか話せない人は、英語を聞かせても、
日本語の言語野しか活動しないことがわかっています。
つまり、英語を自在に扱えるようになるには、
脳内に英語の言語野を構築することが必要だということ。
英語年齢ゼロ歳からの追体験をすることで言語野ができていきます。
ですから、英語のまま意味の分かる英文の
多聴、多読、多観を時間をかけて行っていきましょう。
急いては事を仕損じます。
言語の習得には「類推」することが必要だと言われています。
文法や言葉の意味を自力で見つけ出すつもりで
五感を研ぎ澄まして簡単な英文と向き合う時間をとってください。
時間にして2000時間。文字にして100万語がひとつの目安となるでしょう。
3.チャンク学習
日本語と英語とは全く違った言語体系です。
日本語の思考のまま英作文をすると
必ず変な英文になってしまいます。
これは、日英の言語間の距離が遠いため仕方ありません。
それを解決するのが「チャンク」です。
例えば、
「私は体が弱いんです」と言いたい時
My body is weak.
と言った方がいたそうですが、
絶対に通じません。
英語では
I sick easily.
と言います。
「あー、びっくりした」と言いたくて
I was surprised.
というのも変です。
You scared me.
というのが普通です。
理屈はありません。
逆を考えていただければわかると思います。
びっくりした時に、日本語で
「あなたが私をこわがらせた!」とは言わないですよね。
同じことです。
ですから、
ネイティブが頻繁に使う日常表現は
丸ごと覚えてそのまま使うのが早道であり、
通じる英会話のコツでもあります。
チャンクを集めた教材を使い
英語らしい表現を音楽とリズムに乗せて
真っ先に身につけてしまいましょう。
3.フォニックス
聞き取りが苦手という方には、
フォニックスがおススメです。
フォニックスとは、
文字と音の間を学ぶ学問ですが、
音を学んで発音矯正をすることが
リスニング力向上に役立ちます。
なぜなら
自分が発することができる音は
聞き取れるようになるからです。
皆さんには、すでに英語の知識がある方がほとんどです。
あとは、
頭にある知識をいかに体に落とし、
つかいこなせるようにするだけ!!
もっと知りたい!
自分はどうすればいいの?とお悩みの方には、
「今だけ無料!」で個別相談行っています。
ご相談は左のメニューバーのお問い合わせからどうぞ♪
NEW ARTICLE新着記事
新着順でブログ記事を表示しています。