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英語力を上げるのに一番効果がある学習法

リーディング
2022.08.17

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

詳しいプロフィール

英語力が上がる最も効果的な学習法ってなんだと思いますか?

知りたいですか?

知りたいですよね( ´∀` )

私も知りたくていろんな先生に質問してきました。
「英語力を上げるのに何が一番効果的でしたか?」って。

をの結果は・・・

最も効果的な英語習得方法とは?

「読書」でした!

「えっ!読書?
英文を読むことなら学校でさんざんやらされた。
それでも、英語力は身につかなかったんだけど・・・」

という声が聞こえてきそうです(笑)

英文で読書をするとは?

学校のリーダーの時間にやる「精読」と読書とは別物です。

英語の場合、「読書」というより
「多読」と言ったほうが誤解が少ないかもしれません。

日本語でも、国語の教科書なら精読しますが、
日常的には、多読・乱読が普通だと思います。

よっぽどでなければ辞書を引かないでしょうし、
自分の興味関心に従って、
情報収集や楽しみのために読む読み方。

これを英語でもやっていただきたいのです。

英語の場合は、
意味が分かるレベルの易しい英文を、
毎日コンスタントに大量に読み続けることで
英語力は確実に伸びていきます!

つまらなかったらやめて他の本に移りましょう。
この世に読む素材はごまんとありますから。

多読クラスと
普通に文法を教えるクラスと
両方で比較実験を行った結果
多読だけのクラスのほうが成績が伸びたという結果があるくらい、多読はオールマイティ。
 ↓↓↓
詳細は別記事「メリットしかない英語多読」をご覧ください。

なかなか実践してもらえない多読

ただ、効果の割に、なかなか取り組んでいただけないのが多読でもあります。
理由は

即効性が感じられないから

です。

今日多読を頑張ったからと言って、
明日からすぐに英語力の向上が感じられるかといえば、
そう簡単にはいきません。

また、今日多読をしなかったからと言って、
明日すぐに英語力が落ちるかと言えば、
そうでもないからです。

多読は英語力の基礎

多読には英語力全般を底上げする力があります。

昨日、受講者さんから届いた質問で、
改めて自分の読解力にあった読書をすることの重要性に気づかされました。

Wordly Wise 3000 を使い始めた受講者さんです。

(※Wordly Wise 3000を使うメリットをお知りになりたい方はこちら。)

ご自身でテキストのレベルを選んで、学習を始めてもらったところ、
「単語の定義として書かれた英語が理解できなくて困っている」
「その都度単語を辞書で引いているのだが、この学習法であっていますか?」とのご質問でした。

残念ながら、1つ1つ辞書をひいてしまうような学習は非効率。
単語を覚えるに至らないでしょうし
このワークブックを使う良さも半減してしまいます。
最悪、つまらなくなって、単語学習が続かない恐れもあります。

「定義」を読んでも知らない単語ばかりで、
辞書と首っ引きでないと意味がわからなのであれば、
まだ、このテキストを使う“読解力”がついていないということになります。

単語レベルが上がれば当然、抽象的な単語が増えます。
抽象的なことを英語で理解するのは、やはり難しいのです。

また、「定義」の説明文は、
一般の文とはちがい省略形が使われているのも
戸惑う原因になっているのだと思います。

例: affect (v) 
1.To bring about a change in. 
2.To pretend to be or to have.

そんな場合は、Book レベルを下げると、より具体的な単語と説明書きになりますので理解しやすくなります。下のレベル(Book 3)とはいえ、そうそう侮ったものでもないのですよ!

例 : 
launch 
(n) 1.An open motorboat that is used for short distances.
(v) 1. To put a boat or vessel in the water.
  2. To get something started.

garasp(v)
1. To take hold of something tightly with the hands.
2. To understand something.

1.の単語「ローンチ」など、ビジネス用語で何かを始める時によく使われますが
ボートという意味や、ボートを水に浮かべるという意味とともに覚えておくと、一挙に3つの意味を覚えられますし、逆に忘れにくいと思うのです。

基本的な動詞は、特に、その核となる意味がしっかり把握できるようになると”句動詞”なども覚えやすくなっていきます。

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あるいは、いわゆる多読を頑張ることでも、英語のセンスが身に付きます。

この英語のセンスをみにつけること=英語脳をつくることが英語力向上には何より必要なんです。
遠回りに見えて、実は一番効率的でラクな学習法です。
海外での言葉の習得法はほとんどこちらです。資格試験の点数のための対策も無駄とは言いませんが、それは直前に行えばよいこと。

英語力を上げたいとお考えのあなた!
いろんな参考書や問題集に手を出すより、読書(多読)をしてみませんか?
特に、今までいろいろやってきたけどダメだったという方には是非おススメします。

本質的な力が身に付きます。

まとめ

古くて新しい英語学習法=多読

1日20分以上の読書がコンスタントにできれば理想です!!
むずかしければ最初は5分でも。

その継続があれば、読解力がついて、
どんな文章でも、省略されていても、倒置されていても、
苦労することなくスラスラ読めるようになってきます。

読解力がつくと、不思議なことに、スピーキング力もあがります。

文字が読めない子どもの場合は、「多聴」でOK。

要するに、簡単な英語の大量インプットをすれば、机にむかってガリガリ勉強しなくても
英語力はおのずと上がってくるということなんです。

※注意は1点。
くれぐれも難しい文章に手を出さないように。
①あなたが興味ある分野で、
②辞書なしでスラスラよめるレベルにすることだけはお約束くださいね。

多読本の選び方は、別記事に詳しく書いていますのでご参考になさってください。
メリットしかない英語多読

・目安は1分間に80~100Words読める文章。
・そのレベルを毎日&大量に、がコツ!

1年後には大きなリターンとなって返ってきます✨
1年後のあなたの成長が楽しみです。

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学校で勉強してきたのになぜ話せないの?その原因を第二言語習得研究の知見から解説。20年の指導経験もまじえ、英語が話せるようになるため情報をお送りします。

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