ブログ
単語を辞書で引いてはいけない!?
科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!
多読をする際の3原則とよばれているものがあります。
①「辞書は引かない」
②「わからなければ飛ばす」
③「つまらなければやめる」
①単語については、
学生時代は一字一句残らず
正確に意味を調べることが求められましたが、
多読では禁止なんです。
もちろん絶対にダメというわけではなく
文化的違いなどへの興味関心から辞書を引いたり
どうしても気になって仕方がない単語を調べるくらいならOK。
あくまでも、自分の気持ち=”主体性”が大事。
知りたければ引いてもいいけど・・・
・大量に読むスピード感であったり
・「これなにかなあ?」と推測する
guessing power を鍛える方を
大事にします。
なぜって、
そんな一連の流れこそが
言語の習得に不可欠だからです。
基本的な単語の意味を体得できる絵本の多読
皆さんも
『日常会話は中学レベルでOK』という話を聞いたことがあると思います。
『海外ドラマは350語だった』と言った類の本もありますね。
つまり、
基本的な単語が身についていれば
本来、会話はできるはず。
それができない理由の一つが
基本的な単語の「核」となるイメージが
・体得できていない
・使いこなせる域に達していない
ということがあると思っています。
多読で身につけたいのは
①基本単語の「核」となるイメージ。
そして、
②流暢さ&
英文の短時間大量処理能力。
①基本単語は様々な意味をもちますが、
それをいちいち日本語に訳していたら
大変。
和訳するのではなく、
基本的な単語が様々な場面で使われているのを
英語のまま理解する体験を通して
その「核」となるイメージを
身につけていただくことが目的。
そのために、
基本単語だけで書かれ
何度も繰り返し出てくる絵本を
読んでもらっています。
ネイティブの子どもが
母語である英語を学ぶ絵本が
日本人の私たちにおいても
英語の語感を育てるのにぴったりなんです。
わからない単語があっても気にせず
楽しみながら読んでいく事で
英語をスラスラ処理する土台ができていきます。
長文がスラスラ読めるようになっていきます。
ひいては
瞬時に英文をアウトプットする
=話すことにも
良い影響をもたらします。
話すというアウトプット活動に至る前には、
大量にインプットをする期間が必要だということは
第二言語習得論でもはっきりしています。
多聴や多読を通じて
自分が話したい内容に必要な
文法・単語・構文に、
何度も、
それこそ数えきれないくらい「出会って」いただく。
そうすることで
「学習」ではなく
「習得」が可能になります。
そのための手段が多読です。
開始1か月の多読クラブの参加者さんの感想。
・お話は短くても
知らない単語があったり、
発見がありますね。・簡単な単語なのに
はっきりしたと意味を知らない単語、
基本単語の使い方、
楽しみながら勉強になってます。
辞書を引かずに
こんな感じかなぁと
推測しながら読むのも楽しいですね♪・3原則の
①「辞書は引かない」
②「わからなければ飛ばす」は
非勉強という姿勢で取り組みやすいです。
③「つまらなければやめる」ですが
単調な英文のはずが
退屈せずに読めます。
ストーリー性を持った内容と
アプリならではの効果音(臨場感)が
魅力なんだと思います😄
多読クラブへのご参加はコチラから。
NEW ARTICLE新着記事
新着順でブログ記事を表示しています。