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英語を自在に扱えるようになるために必要な素地

スピーキング
2022.11.19

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

詳しいプロフィール

英語を学習する際には、
バランスよくトータルで学ぶ意識が大事です。

英語という「花」を咲かせるためには、
土台となる土づくりをしっかり行い、
その上に、4技能をバランスよく学んでいく意識です。

そうすると、最初は言えることは少なく
ごく小さな「○」だったものが、
その円の直径がだんだん大きくなり
言えること、聞こえることが増えていきます。

ところが、土台となる土がなければ
いくら種をまき、肥料を与えたところで
発芽はしても、大きく花開く事はあり得ません。

この英語の花を咲かせるための土台となる「土」が
簡単な英語の大量インプットです。

理想は、学習初期の耳からのインプット。
文字が読めるようになってからは
目からのインプット(多読)も加わります。

小学校英語の目的

ところで、皆さんは
小学校英語の目的をご存知でしょうか?

小学校英語の目的とは
「コミュニケーションの素地」
を育むことにあります。

「コミュニケーションの素地」とは、
単語や文法を学ぶ前に
音声的に英語に慣れ親しむこと
を意味します。

音声的に英語に慣れ親しむことが、
なぜ大切なのでしょう?

それは・・・

「コミュニケーションの素地」を育む活動を行った結果
子ども達の「聞く」「話す」能力が
導入前と比べて大きく改善されたと
大きく評価されているからです。

文科省の
「小学校外国語活動・外国語 研修ガイドブック」には
こう書いてあります。

「高学年の外国語活動は
大きな成果を挙げており、
教科として学習する前に、
外国語によるコミュニケーションを体験することの
意義は大きいといえる。」

小学校外国語活動・外国語 研修ガイドブック」p.12


音声的に慣れ親しむ活動とは

歌ったり、
体を使って踊ったり、
ゲーム感覚のアクテビティをしたり、
絵本を読み聞かせてもらって、英語で感情を揺さぶられる経験をする等
文字の読み書きができなくても、
文法を学んでいなくてもできる活動をいいます。


日本の子ども達が生まれてから小学校に入るまで
周囲の大人たちとのやり取りで行なってきたことを
英語でも行うイメージです。

ただし、
子どたちのレクリエーションとしてやっているわけではありませんから、
単なる「お楽しみ」終わらないよう、
目的をもった(=goal orientedな)活動を
行うことが大切なのはいうまでもありません。

そして、
「コミュニケーションの素地」を育むことは、
子どものみならず、
今度こそ英語が話せる自分になりたい
と思っている大人も
大いに注目するに値します。

大人が英語を「聞いたり」「話したり」できない理由

私達大人世代が
英語を勉強しても勉強しても
「聞けない」「話せない」
状況に甘んじているのは何故なのかと
考えたことがありますか?

多くの方は、
ご自分の「努力」が足りないからだと
自分を責めていらっしゃるのではないでしょうか?

そうではないのです。

実はその最大の要因とは、
音声的に英語になじむ活動をしないまま、
いきなり教科として
目からの学習をはじめてしまったからに他なりません。

言葉の本質は、
耳と口を使ってのコミュニケーションです。

太古の昔からその本質は変わっていません。

人類の歴史上
文字が登場したのは
ごくごく最近のことです。

長い間人類は聞くことと話すことだけで
コミュニケーションをとってきました。

私達の脳は本来、
「聞く」「話す」が得意なのです。

「聞く」「話す」から身につけていけば
誰でもしゃべれるようになるはずなのです。

お子さんがいらっしゃる方は、
お子さんの言葉の習得のプロセス
を見てもおわかりになると思います。

そして、言語の習得には、
「類推」のプロセスが大事。

「正解はこうだから覚えなさい」
という形では身につかない類のものです。

状況と英語がセットになった環境で
英語を英語のまま理解しようとする時
「ああいう意味かな?それともこうかな?」
と自分で類推しますよね。

その「推測」を数多く経験することが大事。

そして、推測したものを、
当たりをつけて使ってみる。
違った・・・(しょぼん)

じゃあ、こっちの意味かな?
通じた!

そんな試行錯誤は一見無駄に見えるかもしれません。

でも、そんな遠回りに見えるトライ&エラーが
言葉の習得には
大事だということが分かっています。

自分の感覚を大事にして
易しいレベルの英語に大量に向き合うこと
体にたまった英語を、
授業やレッスンの場で
コミュニケーションの手段として
感情をこめて使ってみること
ー その過程でだんだんと自分のものになっていきます。

努力の先に英語ができる未来はなかった!

そんなの勉強じゃないと感じる方もいらっしゃると思います。

ある時、外資系企業にお勤めの女性から、
個人面談の申し込みがありました。
お話を伺うと、
自分で努力ができる優秀な方でした。

「TOEICでは知らない単語に出会わなくなるくらい単語を覚えました。

もともと学生時代から文法は得意だったけれど
話せないのは、どこかに抜けがあるせいかもしれないと
文法書を2周し
さらに知識を盤石なものにしました。

英会話スクールにも通い
ビジネスコースとTOEICコースを修了しました。

英字新聞も定期購読しています。

それでも英語が口からでてこない。

そこで、
英語のコーチにアドバイスを求めたところ、
映画が良いのでは?と言われ
映画一本まるごとシャドーイング。
完コピできるくらいやりきりました。

少なく見積もっても
コロナの自粛中に
3000時間は英語に費やしてきたけど
まだ話せないんです!!

良いといわれるものはすべてやってきました。
これ以上いったい何をどうすればいいのですか?」

という、ご質問でした。

感じたのは、音声的に英語に触れる機会の少なさと
簡単な英語の大量インプット不足でした。

そこで、まずは児童書による
多読と多聴をお勧めしました。

この方からのメールを許可をいただき掲載させていただきます。


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学校で勉強してきたのになぜ話せないの?その原因を第二言語習得研究の知見から解説。20年の指導経験もまじえ、英語が話せるようになるため情報をお送りします。

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