英語をスラスラ話すためのTips

スピーキング
2023.01.31

科学的に正しい英語学習法をゲーム感覚のアクティビティに落としこむと使える英語が身につきます。人見知りさん、口下手さんでも大丈夫!

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今回は、
知識はあるし、
書けばきちんとした文章が書けるのに、
話すとなると途端に口が「貝」になる

という人への処方箋です。

ちゃんとわかっているはずの英語が
口をついて出てこない理由に
マインドの問題があります。

まちがわないようにと意識しすぎると余計に話せなくなる問題です。

読んだり、書いたりするときには
絶対間違えないような簡単な文法が、
いざ話すとなるとボロボロ
ってこと、
ありませんか?

そんな自分を恥じたり、
情けないと思ったり。

次こそは、間違えないように話そう、
そう意識しすぎると
逆に話せなくなってしまいます。

当然です。

なぜなら、
話の内容ではなくて、
文法の方に意識がいっているからです。

脳はマルチタスクが苦手。
1つのことに意識が向くと、
他のことはおざなりになるようにできています。

文法に意識を向けたら、
肝心の内容に気が回らなくなる。

だから、話せなくなっていたんです。

日本語にない文法は、理解しただけでは使いこなせない

思い返していただきたいのですが、
あなたがよく間違える文法ってなんでしょうか?

三単現のsだったり、
複数形だったり、
主語と動詞の係り結び(The dog is, The dogs are)ではありませんか?

中には、
主語を落としてしまう、
と言う方もいらっしゃるかもしれません。

いずれにしても中学校で、
―しかも、
中1で学ぶような簡単な文法ばかりですよね?

そこが落とし穴!!

理屈が簡単だからといって、
すぐに使いこなせるかと言うと
そうではないのが問題なのです。

私達は、
いざ英語を話すまで、
三単現のsとか、
複数形のsなんか、考えたことがないので、
つい落としてしまいます。

日本語にない文法なので、
意識がそこに向かわないため
間違っても仕方がありません。

間違わずに使いこなせるようになるまでには、
たくさんのインプットで何度もその文法に出会い、
実際の会話の中で何度も間違う経験が必要。
時間がかかるのは仕方がないのです。

必須の文法から使えるようにしていこう!

だからといって、
仕方がない、
で済まされる文法と
済まされない文法とがあります。

・「主語」を必ず明らかにするとか
・主語+動詞+目的語といった「語順」などは、
間違えると大変です。

英語は、語順が意味を決める言語だからです。

日本語の意識のまま
主語を省略してしまったり、
語順が ”いいかげん” だと、
意味が変わってしまいます。

意図が正確に伝わらなければ
コミュニケーションは成立しません。

それは避けなければなりませんよね。

つまり、文法の中にも、
正確な意味を伝えるのに必須の文法と
三単現のSのように、
大勢に影響のない文法とがあります。

短期間で話せるようになるためには、
通じる英語に必要な文法事項から、
使いこなせるようにしていく意識が大切です。

それには、座学ではなく
体験的なアクテビティが役に立ちます。

さらに、
目からではなく、
耳と口を使って学び直すことが大切です。

<今日のまとめ>

スラスラ話すためには、
「コミュニケーション」という視点から
必須の文法を学び直し、
体験的なアクテビティで
無意識に使いこなせるよう
耳と口を鍛えていきましょう!

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